【民泊】大手旅行代理店エクスペディア、民泊の開発・運営事業に参入

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旅行予約サイト運営の米「エクスペディア」子会社で民泊仲介大手の米「ホームアウェイ」は日本で民泊の物件の開発と訪日客誘致を支援するサービスを始める。まず中国・四国の観光団体と組む。世界中に利用者を抱える強みを生かし、知名度の低い観光地の魅力を乗り起こして宿泊を促す。

瀬戸内沿岸7県の官民で作る観光推進組織「せとうちDMO」を構成する瀬戸内ブランドコーポレーションと提携する。同社が開発に携わり1棟単位で貸す民泊などの宿泊施設をホームアウェイのサイトに載せ、予約を受ける。1棟貸し物件の平均宿泊日数は5日前後と長い。こうした長期宿泊の需要を取り込む受け皿が増え、効果的に情報発信ができれば長期滞在型の訪日旅行を押し上げる可能性がある。

第一弾としては古い町並みが残る愛媛県内子町の2施設を掲載する。古民家や蔵を旅行業法に基づく「簡易宿泊所」に転用した施設で、宿泊料金は一人当たり9500円など。

米「ホームアウェイ」は別荘や住宅を未使用の旗艦に1棟単位で貸し出し「バケーションレンタル」の仲介を得意とする。約190か国の物件を扱い、月の訪問者は世界で4000万人と集客力が高く、年間取扱高は1兆5000億円、2016年に日本支社を設立した。

今回一番興味深いのが「ホームアウエイ」が中国・四国地方で第一弾に取り組んだことだ。過去の記事「民泊で儲けるなら地方都市!-東京は既にホテル供給ラッシュでホテル不足感減退」でも取り上げたが、国内のインバウンド需要に対して宿泊施設の供給が不足しているのは地方都市であり、こうした需給バランスを狙った出店戦略の始まりと考えられる。