【クラウドファンディング】企業から融資利息+売上連動報酬でアップサイドをとるファンド登場

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起業家支援の「MAKOTO」は融資先の企業の売上高の一定比率を報酬として受け取るファンドを、インターネットで小口資金を集めるクラウドファンディング運営企業「デジサーチアンドアドバタイジング」と共同で設立した。株式を取得しないため、経営者は、独立性を保てる。ベンチャーキャピタルの投資対象となりにくかった。株式公開を目指さない中小企業も資金支援できる。1回あたり1000万円~3000万円、年6,7社への融資を予定している模様。

今回2社が設立したファンドは、企業投資において、「ミドルリスク・ミドルリターン」の“良い所取り”に見えるファンドが登場したな、というのが筆者の感想だ。

これまで起業家支援の主なプレイヤーはベンチャーキャピタルで、彼らはその企業の上場をエグジットプラン(投資回収)にして、投資する企業の株式を運転資金と交換してきた。但し、上場に至る可能性は非常に低く、ベンチャーキャピタルの投資した企業のうちでも一般的に25%程度しか最終的に上場できない。つまり、それ以外の約75%はリターンを生まない投資となる、かなり「ハイリスク・ハイリターン」である。

それに対し、企業側に返済義務のある融資と売上の案分を貰うのは、ベンチャー企業にとっての負担は低い上の資金を出すファンド側のリスクも少ない。また支援してもらう側への成功報酬という風に捉えるなら、お互いのインセンティブ(利益)の方向性が一致していることは評価できる。

今後、こうしたストラクチャーの個人投資家でも投資できるクラウドファンディングの登場が待たれる。